スマブラ遍歴 - 7のスマブログ

原体験スマブラDX

初めてスマブラをプレイしたのは、小学生1年生だったと思う。兄の友達の家に付いて行き、戦艦ハルバードでミュウツーを使っていたのが最も古いスマブラの記憶だ。幼いながらも、自分の指の動きが画面の中のキャラクターとリンクしている事にいたく感動したものだ。スマブラDXの記憶はそれ以外殆どない。対戦ゲーム好きなら分かる方もいると思うがこの時、対人の面白さ・ある種呪いにかかってしまったようだ。

スマブラX

2008年発売。最も遊んだタイトル。forやSPから始めた人の中には知らない人もいるかもしれないのでどんなゲームか説明すると、

「スマブラ史上1、壊れたゲーム」である。

不動の最強キャラメタナイトにのみ与えられた特殊な攻撃判定、小さすぎる体、4つの復帰技、凶悪な"竜巻"。アイクラの永久コンボ♾。長すぎるリーチに高すぎる火力、5匹もピクミンを連れたオリマー。バナナを2個使い地上にいる者は常に転ばせる&永久コンボ持ちのディディーコング。ローリスクの瞬間移動、掴んだら65%コンボ、着地しながら撃つと後隙が0の飛び道具を放つファルコ。1F発生の手榴弾、謎の真空判定、ステージの半分以上も移動しながら出す上スマを持つスネーク。デデデの永パ、ゼロサムの永パ、etc…

意味不明な暴力がひしめき合う魑魅魍魎のゲーム。それが「スマブラX」だった。eスポーツがなんだと盛り上がる昨今では考えられない、一生アップデートのない狂ったキャラバランス。そんなゲームに惹かれ、楽しんでいた子供だった。その時にできた友人は今でも繋がりがあり、掛け替えのない存在だ。因みにこの作品で、マルスという人間性能の限界以上を要求する繊細なキャラに心打たれ、メインキャラに。(mikenekoマルスの美しさは生涯忘れまい)

真空判定。お前の膝どうなっとんねん…

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世界大会チーム戦にて。強すぎる技を4人仲良く出す光景はスマブラXを象徴する一枚。

スマブラforWIIU(3DSも)

実は発売から1、2年は殆どプレイする事なく、面白いと感じない時期が続いた。というのも、私はスマブラXが好きでたまらなくて、まだ続けたかったのに世間の皆んなが移っていくのがどこか寂しかったのだ。しばらくして気持ちも落ち着いたのか、だんだん楽しめるようになっていった。長い間使用キャラの迷走が激しく、ルカリオ→シーク→DD→リュウ→DDでメインが猿に落ち着いてからは、クラウドとマルスもサブに触りつつ、ゲームを楽しんでいた。

スマブラXでしごかれたからか、スマ4は良バランスのゲームと思ってます。後期からスマメイト等でガチ対戦にハマっていく。キャラ対をメモしたり、成長する事に喜びを抱く日々。そんな日々はある日終わりを迎える。